クリスマスを飾る植物として有名なポインセチアですが、ポインセチアの育て方はけっこうむずかしいものです。
はじめて育てた人はよく失敗してしまうこともあるので、しっかりとしたポインセチアの育て方を覚えて下さい。
ポインセチアはクリスマスの象徴として使われていることから、寒さに強い植物として見られがちです。
しかし実際には寒さには弱いという性質を持っている花なのです。
さらにポインセチアは短日植物なので、日の当たる時間が12時間以上無いと花が咲かないという性質も持っているのです。
時期によっては日照時間が短くなってしまうこともあるので、秋以降は光の当たる時間を調節してあげる作業が必要になります。
日の光を好むポインセチアの育て方で一番間違いやすいのが、明かりの下に置いておけば大丈夫という思いこみです。
夜の人工照明はもっての他です。
9月下旬から40日間は、毎日17時〜朝の8時まで、箱で覆うなどして光をさえぎるようにして下さい。
この作業を短日処理といい、ポインセチアの育て方の中でももっとも重要な作業です。
ちなみにこの40日間というのは、あくまでも目安となる日数です。
そんなに手間にならないのなら、葉の色が完全に色づくまで続けるようにして下さい。
きれいな色をしたポインセチアを育てるためには、最低限こういった作業をしなければいけません。
手間がかかりますが、その分きれいに完成した時の喜びもとても大きなものになります。