胡蝶蘭は年中見かけますが、決して一年中元気な花というわけではありません。
自宅で育てる時には、いくつかの注意点に気をつけて、しっかりと育てていくようにして下さい。
胡蝶蘭の育て方で最初に注意しなければいけないのは、熱帯の植物でありながら開花時期が冬だという点です。
この性質があるため、胡蝶蘭の育て方では温度管理に注意しなければいけません。
胡蝶蘭は11月から12月頃に花茎が伸び始めて、2月から3月頃に温室の中で開花します。
冬の時期は寒くなりますが、それでも10度以上を保てる環境に置くようにして下さい。
また胡蝶蘭の育て方として、直射日光に当ててはいけないという性質も忘れてはいけません。
植物は日の光を当てると元気になるものですが、胡蝶蘭の場合は遮光ネットを使って遮光してあげる必要があります。
遮光50から70%くらいのものを用意すれば良いでしょう。
水を与える時もほどほどの量を維持できるようにして下さい。あまり水を与えすぎると、根腐れを起こしてしまう可能性があります。
しかし水を控えすぎると今度は乾いてしまうので、適度な水量を維持できるように心がけて下さい。
胡蝶蘭の育て方はとてもデリケートで面倒なものです。
しかしそれを乗りこえることができたら、とても綺麗な花を咲かせてくれるのでやりがいがある植物でもあります。